出来高アラートは、普段よりはるかに多くの取引が行われたローソク足を知らせます。出来高の急増はニュースや強い値動きの兆候であることが多く、アラートを設定しておけばすべてのローソク足を見張る必要がなくなります。ForecastCityなら、シンプルかつ迅速、正確にこの設定を行えます。数クリックでアラートを作成できるほか、AI Trading Assistantに音声やテキストで伝えて、4CastMachine AIの予測と組み合わせたアラートを作成することも可能です。
何本分のローソク足を「普段」の基準(平均期間)とするか、そしてその平均の何倍を上回ったら通知するかを指定します。アラートは各ローソク足を同じシンボルの直近のローソク足と比較します。
この記事の例: BTCUSDの1時間足(1h)で、直近20本の平均出来高の2倍を上回る条件。
出来高データのあるシンボルの選択
出来高アラートには出来高データが必要です。BTCUSDなどの暗号資産ペアには実際の出来高データがありますが、FX通貨ペア、貴金属、株価指数には通常このデータフィードに出来高が含まれていません。出来高データのないシンボルでは条件が満たされることはないため、アラートはトリガーされません。
条件の作成
4CM-AI ChartsでBTCUSDを開きます。上部ツールバーの雷アイコン(Alerts)をクリックし、+ボタンをクリックします。
1つ目の欄でVolumeを選択します。行の残りの項目が自動で表示されます。Volumeの比較演算子はis above averageの1種類のみで、その後に2つの入力欄が続きます。
時間足を1hに設定します。
is above averageの後ろにある1つ目の欄は20のままにします。これは平均を計算するローソク足の本数です。
×の後ろの欄に2と入力します(初期値は1.5です)。

20: 平均の期間(平均の計算に含める直前のローソク足の本数)です。
2: ×の後ろの乗数(出来高が平均の何倍を超える必要があるか)です。
サマリーには1h Volume is above 2 x its 20-bar averageと表示されます。ここで指定するのは出来高そのものの数値ではなく、平均の期間と乗数です。新しいローソク足が確定するたびに平均値も変化し、出来高が超えるべき基準値もそれに合わせて動きます。
トリガー頻度を選んで保存する
Optionsタブを開きます。独自の初期値を保存していない限り、Trigger設定はOnce onlyになっています。このままにすると、出来高が急増した最初の足でアラートがトリガーされたあとに停止します。
継続して監視するには、TriggerをOnce per bar closeに設定します。バーとは1本のローソク足のことです。Confirmation timeframe欄を条件と同じ1hに設定します。
任意: Messageを開き、独自のメッセージ(たとえば「BTCUSD 1h volume is high」)を入力します。自動生成メッセージを使う場合はAutoのままにします。
任意: ExpirationでEnd of dayなどの有効期限を選択します。
Notificationsで通知の送信先を確認し、Createボタンをクリックします。新しいアラートがAlertsリストにActiveとして表示されます。
トリガーされるタイミング
アラートは1時間足が確定するたびに出来高を判定し、その足の出来高を直前20本の平均と比較します。たとえば13:20にアラートを保存し、直近の平均出来高が1000前後で推移しているとします。この場合、出来高が超えるべき基準水準は2 × 1000 = 2000です。
14:00に、保存後最初のローソク足が確定し、出来高は1500でした。2000未満のため、アラートはこの時点を基準点とします。
15:00に確定した足の出来高が2600になりました。2000を上回ったため、アラートがトリガーされます。
16:00にも引き続き出来高の多い足が確定し、2400となりました。前回の判定時点ですでに基準水準を上回っていたため、新しいアラートはトリガーされません。
数本にわたって高い出来高が続いた場合でも、アラートがトリガーされるのは最初の1本目だけです。Once per bar closeを選んでいる場合、いったん基準水準を下回る足が確定したあとであれば、再びアラートがトリガーされます。
別の条件のフィルターとして出来高を使う
たとえば、移動平均線の交差が起きたときに、出来高も多い場合だけ通知を受け取りたいとします。
出来高アラートをEditで開くか、新しいアラートを作成します。
+ Add conditionボタンをクリックします。andで結合された新しい行が追加されます。
新しい行でEMAを選択し、期間を20のままにしてcrosses above演算子を選択します。
RSI、移動平均線、ATRのアラート作成の手順と同様に、Detailsを開いてCompare withを使い、EMAを期間50のSMAと比較します。
新しい条件の時間足を、出来高の条件と同じ1hに設定します。
結合はandのままにします。サマリーを確認してからSaveまたはCreateボタンをクリックします。
これで、同じ1時間足の確定時に両方の条件が同時に満たされる必要があります。つまり、EMAがSMAを上抜け、かつそのローソク足の出来高が平均の2倍を上回ったときです。出来高の条件は出来高が多い間ずっと真であり続けるため優れたフィルターとして機能し、移動平均線の交差がトリガーの瞬間を決めます。
2つの条件は1つのアラートとして動作します。どちらか一方の条件だけでも通知したい場合に限り、andの代わりにorを選択します。
複数の条件を持つアラートを作成するには、複数条件アラートが含まれるプランへの加入が必要です。対象外のプランでは、2つ目の条件を追加するかCreateまたはSaveをクリックするとアップグレード案内カードが開きます。
知っておくと便利なポイント
平均の期間には2から200本までのローソク足を指定できます。乗数は0より大きく100以下の値にする必要があります。
シンボルによっては、リアルタイムの価格より遅れて出来高データが届くことがあります。チャートを開いたままにしても到着が早まるわけではありません。
アラートがトリガーされると、AlertsパネルのLogタブに日時が記録されます。期間や乗数を変更するには、Editでアラートを開きます。
アラートがトリガーされない場合
シンボルを確認します。FX通貨ペア、貴金属、株価指数には通常このデータフィードに出来高がないため、出来高の条件を設定してもトリガーされません。
数値を確認します。値幅の大きいローソク足だからといって、必ずしも出来高が多いとは限りません。その足の出来高を、指定した平均および乗数と比較してみてください。
ローソク足が確定するまで待ちます。アラートが出来高を判定するのは、条件の時間足のローソク足が確定したときだけです。
アラートがActiveになっており、有効期限が切れていないか確認します。Scheduleで設定した時間帯の外ではアラートはトリガーされず、後からまとめて通知されることもありません。