価格アラートは指定した水準を正確に監視し、価格がその水準に達したときに知らせてくれるため、チャートから離れることができます。AI Trading Assistantに音声やテキストで伝えれば、数秒で設定できます。または、このガイドの手順に沿って、チャート上から数回のクリックで価格アラートを作成できます。
例: EURUSDが1.09より下で推移しており、その水準を上抜けたときに通知を受け取りたい場合を考えます。
アラートエディターの開き方
4CM-AI ChartsでEURUSDを開き、チャートの時間足を5mに設定します。
監視したい価格の近くでチャート上を右クリックし、メニューからAdd alert on EURUSD at …を選択します。メニュー項目にはクリックした位置の価格が表示されます。
その価格があらかじめ入力された状態でアラートエディターが開きます。ウィンドウのタイトルがCreate alert on EURUSDになっていることを確認します。
ほかにも開き方があります。上部ツールバーの雷アイコン(Alerts)をクリックして+ボタンを押すか、チャート上でAlt+Aを押すと、現在の価格で作成を始められます。また、AI Trading Assistantに伝えてアラートを作成してもらうこともできます。
エディターはチャートの上に重なって表示される小さなフローティングウィンドウです。開いたままでもチャートを操作できます。タイトル部分をドラッグすると位置を移動でき、次回も同じ場所で開きます。
条件の作成
1つの条件は1行で表されます。左から右へ、何を監視するか、どのローソク足を使うか、何が起きるか、どの価格かという順に文のように読みます。
最初の入力欄でPriceソースを選択します。
2番目の入力欄は5mのままにします。これは条件の時間足で、最初はチャートの時間足が選ばれています。
3番目の入力欄でcrosses above演算子を選択します。
最後の入力欄に1.09と入力します。

Price: アラートが監視する対象です。ここでは4CM-AIの予測、描画、インジケーター、ローソク足パターンも選択できます。
crosses above: 発生する条件(上抜け)です。
比較する価格水準です。
Alert me on EURUSD if: アラート全体をわかりやすい言葉に言い換えたサマリーです。保存する前に確認します。
右側のサマリーには「5m Price crosses above 1.09」と表示されます。未入力の欄があると薄い赤色の枠がつき、Createボタンはグレーアウトしたままになります。Createの上にカーソルを合わせると、何が足りないかを確認できます。
トリガーされるタイミングの選択
Optionsタブを開きます。ここには条件以外のすべての設定(トリガーされる頻度、有効期限、メッセージ、通知の送信先)がまとまっています。
独自のデフォルトを保存していない限り、Trigger設定はOnce onlyになっています。Once onlyでは、ローソク足の形成中であっても、価格が初めて1.09を上抜けた瞬間にアラートがトリガーされ、その後停止します。最初のアラートにはOnce onlyが適しています。
一時的なヒゲ(急騰・急落)を無視し、水準より上でローソク足が確定したときだけ通知を受け取りたい場合は、次の2つの設定を変更します。
Trigger設定をOnce per bar close(足の確定ごとに1回)に設定します。バーとは1本のローソク足のことです。その下にConfirmation timeframeの選択欄が現れます。
Confirmation timeframeを条件と同じ時間足の5mに設定します。
これで、5mのローソク足が1.09より上で確定するまでアラートは待機します。トリガーされた後も稼働し続けるため、次に再び水準より上で足が確定したときにも通知を受け取れます。

Trigger: アラートがトリガーされる頻度です。その下の行に選択した動作の説明が表示されます。
Expiration: アラートの有効期限です。Open-endedは有効期限なしを意味します。
Message: 自動メッセージを使う場合はAutoのままにします。何が起きたか、その時点の価格、アラートが稼働し続けるかどうかが記載されます。
Show in-app notification: 常にオンになっています。その下で他の通知先にもチェックを入れられます。
通知の送信先の選択
Optionsタブの右側にあるNotificationsセクションを確認します。
Show in-app notificationは常にオンです。通知は4CM-AI Charts内に表示され、アラートのLogタブに記録されます。
Play soundは、アラートがトリガーされたときにこのブラウザーでサウンドを鳴らします。
Notify my devicesは、チャートを閉じていてもパソコンやスマートフォンに通知を届けます。端末ごとに初回のみ接続が必要です。端末が接続されているかどうかは、Notify my devicesの下の行で確認できます。
独自のデフォルトを保存するまでは、すでに接続済みの送信先(端末、Telegram、MetaTrader)に新しいアラートでも自動的にチェックが入ります。スマートフォン、Telegram、またはMetaTraderを接続する手順は、アラートの通知先の設定をご覧ください。
アラートの保存と確認
Conditionsタブに戻り、サマリーをもう一度確認します。
Createボタンを押します。ウィンドウが閉じます。
上部ツールバーの雷アイコン(Alerts)をクリックし、リスト内で作成したアラートを見つけます。ステータスにはActiveと表示されています。
Activeは、アラートが稼働中で、価格が1.09を上抜けるのを待っている状態を表します。
いつトリガーされますか?
たとえば、EURUSDが1.0880のときにOnce onlyでアラートを保存したとします。
10:02に価格が1.0901まで上昇します。1.09を上抜けたため、その瞬間にアラートがトリガーされます。
メッセージには「EURUSD crossed above 1.09」(EURUSDが1.09を上抜け)に続いて、「Price 1.0901.」(価格 1.0901)および「This alert is now off. It was set to fire once.」(1回のみの設定のためアラートは停止しました)と表示されます。
その後アラートは停止し、ステータスがStopped: Triggeredに変わります。
Once per bar closeを選んだ場合は、同じ値動きでもローソク足が確定した時点で判定されます。10:00の足が10:05に1.0908で確定すれば、アラートがトリガーされます。10:05までに価格が1.0895へ押し戻されていれば、アラートは待機を続けます。この方式でトリガーされた場合、メッセージには「The 5m candle closed at 1.0908.」(5m足が1.0908で確定)と記載され、末尾は「This alert stays on.」(このアラートは稼働を継続します)となります。
知っておきたいポイント
アラートは保存した後に起きた値動きにのみ反応します。Createボタンを押した時点でEURUSDがすでに1.09より上にある場合は、価格がいったん1.09より下に戻ってから再び上抜ける必要があります。
エディターの初期状態ではcrosses above演算子が選ばれています。現在の価格より下の水準を監視する場合は、crosses below演算子を選択します。
シンプルな価格アラートでは、条件の時間足をチャートの時間足と同じにしておきます。別の時間足を指定すると、その時間足のローソク足が確定したときにだけ価格が判定されます。
crosses above演算子は、価格が水準の下から上へ抜けた一瞬のイベントを捉えます。一方、is above演算子は、価格がその水準より上にある間ずっと条件を満たし続けます。この違いは複数の条件を組み合わせるときに重要になります。
あとから水準を変更するには、リスト内のアラートにカーソルを合わせてEditボタンを選択します。Createの代わりにSaveが表示された同じウィンドウが開きます。アラートを削除せずに一時的に止めるには、Pauseボタンを選択します。
アラートがトリガーされたら、AlertsパネルのLogタブを開くと、いつ何が起きたかを確認できます。