アラートを保存する前に、どのタイミングでトリガーされるかを正確に把握しておきましょう。4CastMachine AIとAI Trading Assistantを使えば、アラートの設定や確認をシンプルかつスピーディー、そして正確に行えます。数回のクリックでアラートを作成できるほか、AI Trading Assistantに音声やテキストで話しかけて作成や説明を依頼することもできます。このガイドでは、各条件がどのローソク足を判定に使うか、いつアラートがトリガーされるか、そしていつ再トリガーされるかを解説します。
各条件はどのローソク足を参照するか?
すべての条件には、その条件行の2つ目の欄に専用の時間足があります。条件はその時間足のローソク足で計測されます。たとえば、1hのRSIは、チャートに5mを表示していても1時間足を使って計算されます。
インジケーター、ローソク足パターン、一定の値幅での価格変動、および出来高の判定には、確定した足が使われます。それぞれ、設定された時間足のローソク足が確定したときに更新されます。チャートの時間足を切り替えても、作成したアラートの設定は変わりません。
シンプルな価格アラートは動作が異なります。crosses above 1.09のように価格の条件が1つだけのアラートは、リアルタイムの価格を監視し、価格がその水準を交差した瞬間にトリガーされます。ローソク足の確定を待つのは、Once per bar closeを選んだ場合だけです。これは、その条件がチャートと同じ時間足のままである場合に適用されます。別の時間足を設定したり、他の条件を追加したりすると、他の条件と同様に足の確定時に判定されるようになります。
ラインの条件も動作が異なります。価格がラインにタッチするのはどの瞬間でも起こり得るため、ラインの条件行には時間足の欄がありません。行にカーソルを合わせると現れる歯車アイコン(Details)を開くと、時間足が必要な場合にだけその項目が表示されます。
ATR onは、タッチや接近の条件でライン周辺の許容幅をATRで測る場合に表示されます。ATRを計算するには、対象となる時間足のローソク足が必要になるためです。
Confirm onは、ブレイクや反発の条件で表示されます。どちらもローソク足の確定を待つためです。また、ATRの許容幅を計算するローソク足の時間足もここで決まります。
Confirmation timeframeとは?
Optionsタブにはもう1つ、Confirmation timeframe(確認用の時間足)という項目があります。これはアラート自体の基準となるローソク足で、必要なときにだけ表示されます。Once per bar、Once per bar close、またはゾーンのcandle closes inside条件を選んだときに表示されます。
4CM-AIの予測条件だけを監視するアラートには、Confirmation timeframeはありません。これはゾーンを含まない4CM-AIの行だけのアラートで、どのトリガーを選んでいても、市場が閉まっている時間帯を含め、新しい予測が届いた瞬間にトリガーされます。
Confirmation timeframeは次の3つのことを決定します。
Once per barおよびOnce per bar closeが基準にするローソク足です。そのローソク足1本につき最大1回だけアラートがトリガーされます。
アラートに4CM-AIのゾーン条件がある場合に、Once per bar closeがどのローソク足の確定を待つかです。4CM-AIの条件と価格・ローソク足・インジケーターの条件を組み合わせたアラートでも同様です。それ以外のアラートでは、各条件がそれぞれの時間足のローソク足の確定を待ちます。
予測ゾーンのcandle closes inside条件で、どの時間足のローソク足がゾーンの内側で確定する必要があるかです。
各条件はそれぞれの時間足を保持します。最初にアラートを作るときは、条件の時間足とConfirmation timeframeに同じ値を設定してください。意図的にゆっくりとした判定や上位足での確認を行いたい場合にだけ、異なる値を設定します。
例: 1時間足のフィルターを付けた15分足の上抜け
この例のアラートには、2つの異なる時間足にまたがる2つの条件があります。
条件1: 15mのPriceが1.09を上抜け(crosses above)。
条件2: 1hの期間14のRSIが55を上回る(is above)、結合はand。
Optionsタブの設定: Once per bar closeを選び、Confirmation timeframeを15mに設定。

15m: 15分足が確定するたびに上抜けが判定されます。
1h: 1時間足が確定するたびにRSIの値が更新されます。
サマリーには各条件とその時間足が表示されるため、保存前に両方を確認できます。
15分足が確定するたびに、アラートは価格が1.09を上抜けしたかどうかを判定し、その時点での最新の1時間足のRSIの値を確認します。そして、そのRSIの値が55を上回っている状態で、価格が1.09を上抜けして最初の15分足が確定したときにトリガーされます。
アラートの動作がチャート上の表示と合わない場合は、Editボタンでアラートを開き、各条件の時間足、インジケーターのパラメーター、および設定値を表示中のチャートと見比べてください。
アラートがトリガーされる頻度
これはOptionsタブのTrigger設定で決まります。ここでのbar(バー)とはローソク足1本のことです。
Once only: アラートは1回だけトリガーされた後に停止し、ステータスがStopped: Triggeredに変わります。ご自身でデフォルト設定を保存していない限り、新しいアラートはこの選択肢から始まります。
Once per bar: アラートは繰り返しトリガーされますが、Confirmation timeframeのローソク足1本につき最大1回までです。そこが1hになっていれば、条件側で1mのローソク足を使っていても、トリガーされるのは1時間に最大1回です。
Once per bar close: ローソク足が確定するのを待ってから、足1本につき最大1回トリガーされます。足の確定前に押し戻されるような一時的なヒゲ(スパイク)を除外したい場合に選びます。
Once per minute: 前回のトリガーから少なくとも1分の間隔をあけて、繰り返しトリガーされます。
Trigger設定は、アラートがトリガーされる頻度だけを決めます。ここでどれを選んでも、インジケーター、パターン、ブレイク、および反発の条件は常にそれぞれのローソク足が確定するのを待ちます。
毎本のローソク足でトリガーされないのはなぜか?
アラートがトリガーされるのは、条件が「偽から真へ」変化したときです。条件が真のままである間、アラートは静かに待機し続けます。
条件には、crosses above、crosses below、enters、ローソク足パターンの成立のように「一瞬のイベント」として発生するものがあります。複数条件のアラートでは、監視の開始からトリガーされるまでの間、各一瞬のイベントが発生した時点でそれを記憶します。一方、is above、is below、is insideのように「しばらく真であり続ける」継続条件もあります。
たとえば、アラートをOnce per bar closeに設定していて、RSIが50を上回り、そのまま6本のローソク足にわたって50より上にとどまったとします。偽から真への変化は1回だけなので、通知は6回ではなく1回だけ届きます。アラートが再びトリガーされるには、RSIがいったん50以下に戻ってから、もう一度50を上回る必要があります。
アラートの作成時や再開時の動作
アラートは、その瞬間の市場の状態を起点として監視を始めます。Createボタンをクリックした時点ですでに条件が真になっている場合、アラートは次の変化が起きるのを待ちます。
一時停止していたアラートを再開したときも同じです。交差の条件なら、価格がもう一度その水準を通り抜ける必要があります。ラインへのタッチなら、価格がいったんラインから離れてから、次にタッチしたときに初めてカウントされます。
アラートがトリガーされないその他の要因
Schedule: 設定した有効な時間帯の外ではアラートはトリガーされず、その間の出来事が後から通知されることもありません。
Expiration: 有効期限の日時を過ぎるとアラートは停止し、ステータスがStopped: Alert expiredになります。
ミュート中のグループ: グループのミュートを解除するまで、そのグループ内のアラートはスキップされます。
データの不足: 条件の判定には直近の価格と十分なローソク足の履歴が必要です。シンボルによっては、出来高のデータがリアルタイムの価格より遅れて届くことがあります。
Once per bar close: ローソク足の途中で水準に到達しても、確定時に反対側へ戻ってしまった場合はカウントされません。
アラートの現在の状態を確認するには、上部ツールバーの雷アイコン(Alerts)をクリックします。各アラートにはActiveやStopped: Pausedなどのステータスが表示されます。Logタブを開くと、アラートがトリガーされたすべての履歴を確認できます。4CM-AIの予測条件を含むアラートにはいくつか追加のルールがあり、下の予測ガイドで解説しています。