多くのトレーダーは、上位足で方向性を読み取り、下位足でエントリーの価格帯を探します。4CastMachine AIとAI Trading Assistantを使えば、そうした複数の時間足の予測とテクニカル条件を、シンプルかつスピーディー、そして正確に1つのアラートへまとめられます。数回のクリックでアラートを作成できるほか、AI Trading Assistantに音声やテキストで話しかけて作成してもらうこともできます。3つの条件を手作業で確認する代わりに、すべてが揃ったタイミングで1回のアラートを受け取れます。
ここでの例: BTCUSDで、価格が1hのBuy zoneに入り、4hの予測が強気であり、かつ1hの期間14のRSIが50を上回っているときに通知を受け取ります。
アラートの作成
4CM-AI ChartsでBTCUSDを開き、上部ツールバーの雷アイコン(Alerts)をクリックして+ボタンをクリックします。
1行目で4CM-AIソースを選び、時間足を1hに設定してprice enters Buy zoneを選びます。まずは発生を待ちたい条件から設定を始めます。
+ Add conditionボタンをクリックします。新しい行で4hの4CM-AIを選び、turns bullishを選択します。ゾーンへの進入がまだ起きていないため、4hの予測がすでに強気になっていてもこの方向を選べます。
もう一度+ Add conditionボタンをクリックします。1hのRSIを選び、期間を14のままにして、is aboveを選んで50と入力します。
すべての結合をandのままにします。サマリーを確認し、3つの条件がすべて並んでいることを確かめます。

4h turns bullish: 上位足の予測の方向です。アラートがトリガーされる瞬間に真である必要があります。
and: RSIの条件をアラートに結合します。他の条件を4CM-AIの条件と組み合わせるときは、常にandで結合します。
Alert me on BTCUSD if: 3つの条件が順番に表示されます。その下のZonesには1hのBuy zoneが描かれます。この例ではゾーンが非常に狭く、上限と下限の価格が同じ数値になっているため、図には1つの価格が表示されています。
OptionsタブのTriggerは、ご自身でデフォルト設定を保存していない限りOnce onlyから始まります。Createボタンをクリックします。エディターはまず両方の時間足の予測が最新かどうかを確認します。アラート内のすべての行が予測の方向または変化の条件である場合、Confirmation timeframeの項目はなく、新しい予測が届いた瞬間にトリガーされます。
トリガーされるタイミング
各条件が真になる順番は問いません。andは「すべての条件が揃うこと」を意味し、「最初にこれ、次にこれ」という順番を縛るものではありません。
たとえば09:00の時点で4hの予測が弱気になっており、そこでこのアラートを保存したとします。
10:05に、価格が下がって1hのBuy zoneに入ります。4hの予測はまだ弱気なので、アラートはまだトリガーされませんが、このゾーンへの進入を記憶します。
10:40に、価格がゾーンから出ます。進入した事実はそのまま記憶され続けます。
12:00に、4hの予測が強気に転換し、1hのRSIは54になっています。これで3つの条件がすべて真になったため、アラートがトリガーされます。
逆に4hの予測が先に強気になっていた場合は、ゾーンに進入した時点でトリガーされます。ただし、その進入時点で4hの予測が引き続き強気である必要があります。進入より前に再び弱気へ戻ってしまった場合、それ以前の強気判定はカウントされません。
また、1hのBuy zoneは1hの予測から作られています。もし11:00に1hの予測自体が弱気に転換した場合、弱気の予測にはBuy zoneが存在しないため、アラートは10:05の進入の記憶をリセットし、12:00になってもトリガーされません。1hの予測が再び強気に戻った後、新しい1hのBuy zoneに価格がもう一度タッチする必要があります。
アラートが記憶する条件と最新値を使う条件
一瞬のイベントは記憶されます。これにはnew direction or pivot、new forecast、ゾーン条件、およびcrosses aboveなどのテクニカルの一瞬のイベントが含まれます。一度発生すると、価格がゾーンから出た後でも、アラートがトリガーされるまで有効なまま記憶されます。
アラートが監視を始めた時点ですでに価格がゾーンの内側にあった場合でも、ゾーンへの進入としてカウントされます。
ゾーンの時間足の予測の方向が変化すると、アラートはその進入の記憶をリセットします。強気の予測にはSell zoneがなく、弱気の予測にはBuy zoneがないため、変化後に価格がもう一度ゾーンにタッチする必要があります。
方向は同じまま新しいピボットが出るなどしてゾーンの位置が変わった場合、アラートは監視を開始してからの価格の履歴をさかのぼって確認します。その期間中に一度でも新しいゾーンの範囲に価格がタッチしていれば、進入は引き続き有効として扱われ、アラートのメッセージには「いつ価格がゾーンに到達し、その後ゾーンが更新されたか」が記載されます。新しいゾーンに一度もタッチしていなければ、進入の記憶はリセットされます。
予測の方向は最後の瞬間に判定されます。turns bullish、turns bearish、およびis range boundは、アラートがトリガーされる時点で真である必要があります。
is aboveのように状態が続くその他の条件は、その時点での最新の値を使って判定されます。
ローソク足パターンは、そのパターンが成立したローソク足でのみ有効です。
アラートがトリガーされたとき、または条件・Trigger・Expiration・Scheduleを変更したときには、それまでの記憶はリセットされます。アラートを一時停止して再開したときや、スケジュールの時間帯の外にある間、グループがミュートされている間もリセットされます。メッセージや通知先だけを変更した場合は、それまでの記憶がそのまま保持されます。
監視の開始からアラートがトリガーされるまでの間、Alertsリストのアラート名の下には、たとえば "Forecast · Cycle 2 · Waiting for your conditions" のようにステータスが表示されます。この数字は、アラートが最初から監視を開始した回数を表します。
予測の方向の条件だけで構成されたアラートが再びトリガーされるには、予測がいったん別の方向に変わってから、もう一度元の方向に戻る必要があります。
複数の予測の間でorを使う方法
1hまたは4hのどちらかで変化があったときに通知を受け取るには、両方の行にnew direction or pivotを設定し、2行目の結合をorにします。
1つの時間足には、方向の条件を1つとゾーンの条件を1つ設定できます。その2つのうちどちらか一方でよい場合は、2つの行を隣り合わせて並べ、1つ目の行にカーソルを合わせて ( ) ボタンをクリックします。そして括弧の中の結合をorに設定します。両方が必要な場合はandのままにします。
エディターがチェックするルール
保存できない組み合わせがある場合は、エディターにその理由が表示されます。
同じ時間足に方向の条件が2つ、またはゾーンの条件が2つある場合: "One 4CM-AI direction and one zone condition per timeframe."(時間足ごとに設定できるのは、4CM-AIの方向1つとゾーン条件1つまでです)
括弧で囲んだ同じ時間足の方向とゾーンのペア以外に、andで結合された4CM-AIの条件とorで結合された4CM-AIの条件が混在している場合: "Put all 4CM-AI conditions in one group with one and/or between them."(すべての4CM-AIの条件を1つのグループにまとめ、それらの間の結合はandまたはorのどちらか1種類に統一してください)
4CM-AIの条件と他の条件がorで結合されている場合: "Combine 4CM-AI conditions with the other conditions using and. Put the other conditions in parentheses to use or between them."(4CM-AIの条件と他の条件はandで結合してください。他の条件の間でorを使うには、それらを括弧に入れてください)
エディターが自動で表示する括弧も含め、4CM-AIの条件と他の条件が同じ括弧に入っている場合: "Keep 4CM-AI conditions out of parentheses that contain other conditions."(他の条件を含む括弧の外に4CM-AIの条件を置いてください)
他の条件どうしの間では、orや括弧を自由に使えます。それらを1つのまとまりとして、4CM-AIの条件とandで結合します。
知っておくと便利な点
4CM-AIの条件はすべての有効なメンバーシップに含まれており、ご利用中のプランに含まれる市場のうち、4CastMachine AIの予測があるシンボルで利用できます。また、複数の条件を持つアラートを使用するには、複数条件アラートが含まれるプランへの加入が必要です。
アラートを保存しただけで即座にトリガーされることはありません。監視を始めた時点ですべての条件がすでに真になっている場合は、次のローソク足パターンの成立など新しい変化が起きるのを待ちます。すでに真になっている方向の条件だけで構成されたアラートは保存できず、エディターに "This direction is already true. Add another pending condition; creating an alert does not trigger it." と表示されます。
Logタブでは、履歴の項目が起きた出来事から始まり、満たされた各条件が1行ずつ表示されます。Why this forecast alert firedをクリックすると、各条件が成立した時刻を確認できます。ゾーンへの進入から時間が経った後にアラートがトリガーされることもあるため、シンボルの行には単一の価格ではなくForecast updateと表示されます。
Line(ライン)条件もここで一緒に使えます。4CastMachine AIが自動で描いたラインを選んだ場合は、選択した時点の位置で固定され、詳細にはFixed forecast referenceと表示されます。自分で描いたラインを動かした場合は条件も更新され、削除した場合はアラートが一時停止します。
アラートのステータスにErrorと表示されている場合は、テクニカル条件のいずれかが判定できない状態になっています。Editボタンでアラートを開き、該当する条件を修正して保存してください。
トリガーされない場合の確認事項
Alertsリストでアラート名の下の行を確認します。
"Waiting for your conditions"(条件の成立待ち): 少なくとも1つの条件がまだ真になっていません。予測パネルとチャートの表示を設定した条件と見比べてください。
"Waiting for the selected zone"(選択されたゾーンを待機中): 最新の1hの予測には現在Buy zoneが存在していません。
"Waiting for technical condition data"(テクニカル条件のデータを待機中): RSIの条件の最新値がまだ取得できていません。
"Conditions were already true. Waiting for a new match"(条件はすでに真でした。新しい一致を待機中): 監視を開始した時点ですべての条件がすでに真になっていたため、次の変化を待っています。
"Outside your schedule"(スケジュール外)または "Alert group muted"(アラートグループがミュート中): スケジュールの時間帯に入るか、グループのミュートが解除されるまでアラートはトリガーされません。